笠間日帰りのおすすめ観光モデルコース!定番人気と穴場まで紹介

「笠間に行ってみたいけど、どこを巡ればいいの?」とお悩みではありませんか。笠間は東京・上野駅からJR常磐線と水戸線を乗り継いで約90分とアクセス抜群の陶芸と食の町です。日本三大稲荷の一つ・笠間稲荷神社をはじめ、関東有数の焼き物産地として200以上の窯元が軒を連ね、笠間焼の陶芸体験や名物の変わり種いなり寿司、全国トップクラスの生産量を誇る栗を使ったスイーツなど体験型グルメも充実しています。この記事では、笠間の観光モデルコースとして日帰りで定番から穴場まで効率よく満喫できるプランを詳しくご紹介します。

2026年04月16日更新



笠間日帰りのおすすめ観光モデルコースを紹介

今回ご紹介する笠間の観光モデルコースは、所要時間約7〜8時間の日帰りプランです。笠間エリアはコンパクトにまとまっており、主要スポット間は車で15分以内で移動できるため、1日でたっぷり楽しめます。移動手段は車が便利ですが、電車とシェアサイクルを組み合わせて巡ることも可能です。駐車場は公営笠間市稲荷駐車場(約150台・無料)が便利で、笠間稲荷神社や門前通りへ徒歩すぐの好立地。混雑を避けるコツは、午前中の早い時間帯に笠間稲荷神社を参拝すること。特に週末や祝日は参拝客が多くなるため、9時半ごろの到着を目指すとスムーズに観光をスタートできます。なお、月曜日は美術館が軒並み休館となるため、訪問日には注意しましょう。

笠間観光日帰りモデルコース


笠間の日帰り観光モデルコースの流れ

時間場所滞在時間
9:30笠間稲荷神社約60分
10:45門前通りで笠間いなり寿司食べ歩き約45分
11:45笠間日動美術館約60分
13:00春風萬里荘約45分
14:00笠間工芸の丘で陶芸体験約90分
15:45茨城県陶芸美術館約60分
17:00道の駅かさま約45分

【9:30】笠間稲荷神社で開運祈願と美しい本殿彫刻を鑑賞

笠間の観光モデルコース最初のスポットは、日本三大稲荷の一つに数えられる笠間稲荷神社です。創建から1,370年以上の歴史を持つ古社で、年間350万人以上が訪れる茨城県を代表するパワースポット。御祭神の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、殖産興業や火防の神として信仰を集めています。必見は国の重要文化財に指定された本殿の精緻な彫刻。壁面に施された蘭・菊・牡丹などの花鳥図は、江戸時代の職人技を間近で鑑賞できる貴重な文化財です。また、境内の藤棚は4月下旬から5月にかけて美しく咲き誇り、フォトスポットとしても人気があります。参拝は日の出から日没まで可能で拝観料は無料。所要時間は約30分〜1時間が目安です。

【10:45】門前通りで笠間名物の変わり種いなり寿司を食べ歩き

笠間稲荷神社の参拝を終えたら、門前通りで笠間名物の変わり種いなり寿司を食べ歩きしましょう。一般的ないなり寿司と異なり、笠間のいなり寿司はそば・くるみ・舞茸・梅・鶏そぼろなど多彩な具材を酢飯に混ぜ込んでいるのが特徴です。おすすめはきむらやの5種類のいなり寿司セット。そば稲荷やくるみ稲荷など、一口ごとに異なる味わいが楽しめます。そば稲荷の元祖として知られる柏屋も外せません。また、いなり工房ISAGOでは栗いなり寿司や海鮮いなりなど個性的なメニューが揃い、お土産にもぴったり。毎月17日は「いなり寿司の日」としてお得なサービスを実施するお店もあるので、タイミングが合えばぜひ狙ってみてください。

【11:45】笠間日動美術館で国内外の名画を堪能

ランチ前のひとときは、笠間日動美術館で芸術鑑賞を楽しみましょう。東京・銀座の老舗画廊「日動画廊」の創業者・長谷川仁氏が設立した本格的な美術館で、ルノワールや岸田劉生をはじめ国内外の著名画家の作品を幅広く所蔵しています。特に注目したいのがパレットコレクション。画家が実際に使用したパレットを展示するという、ほかの美術館ではなかなか見られないユニークな企画です。絵の具の重なりや混色の跡から、画家の制作過程を追体験できます。入館料は大人1,300円、65歳以上1,000円。開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)で、休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)です。所要時間は約1〜1.5時間が目安です。

【13:00】春風萬里荘で北大路魯山人の美意識に触れる

笠間日動美術館から車で約5分の場所にある春風萬里荘は、美食家・芸術家として名高い北大路魯山人がかつて住居としていた茅葺き民家を、北鎌倉から笠間に移築した施設です。笠間日動美術館の分館として運営されており、館内には魯山人遺作の陶芸・書・絵画が展示されています。見どころは建物だけではありません。茶室「夢境庵」と趣深い日本庭園では、魯山人が追い求めた美意識の世界観に浸ることができます。四季折々の自然と調和した庭園は、特に紅葉の時期が格別です。入館料は大人600円、中学生以下は無料。営業時間は9:30〜17:00(冬季は10:00〜16:00)で、月曜休館。所要時間は約30分〜1時間です。

【14:00】笠間工芸の丘で笠間焼の陶芸体験にチャレンジ

笠間の観光モデルコースのハイライトともいえるのが、笠間工芸の丘での陶芸体験です。笠間芸術の森公園内にあるこの体験型施設では、初心者でも気軽に笠間焼づくりに挑戦できます。体験メニューはろくろ体験(約70分・4,400円)手ひねり体験(約60〜90分・2,640円〜)の2種類が用意されており、絵付け体験(1,650円〜)も選べます。プロの陶芸家が丁寧に指導してくれるので、初めての方でも安心。完成した作品は焼成に約2〜3か月かかり、でき上がり次第自宅に配送されます。旅の思い出として世界に一つだけの器を持ち帰れるのは格別です。併設のショップでは200以上の窯元の笠間焼を展示販売しており、お気に入りの一品を探すのも楽しみの一つです。

【15:45】茨城県陶芸美術館で笠間焼の歴史と名品を学ぶ

陶芸体験の余韻が残るうちに、同じ笠間芸術の森公園内にある茨城県陶芸美術館へ足を運びましょう。笠間焼をはじめ、国内外の優れた陶芸作品を幅広く展示する専門美術館です。人間国宝の作品も鑑賞でき、陶芸の奥深い世界を堪能できます。実際に自分の手で土に触れた後に訪れると、作品の技術の高さや表現の繊細さがより深く理解でき、鑑賞の楽しさが倍増します。入館料はコレクション展が一般360円、企画展は一般950円とリーズナブル。開館時間は9:30〜17:00(入館は16:30まで)で、休館日は月曜日です。笠間工芸の丘から徒歩数分の距離なので、陶芸体験とあわせて訪れるのがおすすめです。

【17:00】道の駅かさまで栗スイーツとお土産を満喫

笠間の日帰り観光モデルコースの締めくくりは、道の駅かさまで栗スイーツとお土産選びを楽しみましょう。笠間は栗の生産量が全国トップクラスの一大産地。道の駅かさま内にある栗専門店楽栗LaKuri(ラクリ)では、自社無農薬栽培の笠間栗を100%使用した絶品スイーツが味わえます。看板メニューの楽栗filo(フィーロ)は栗の風味が濃厚に広がる大人気スイーツで、平日75食・土日祝100食の数量限定。栗のフィナンシェやマーブルバターなど、お土産にぴったりな焼き菓子も豊富に揃っています。笠間焼の器や地元特産品も購入でき、旅の最後に笠間の味覚と文化をまるごと持ち帰ることができます。

車なしでも楽しめる!電車+シェアサイクルで巡る笠間観光

車がなくても笠間の観光モデルコースは十分に楽しめます。東京・上野駅からJR常磐線で友部駅まで約70分、そこからJR水戸線に乗り換えて笠間駅まで約10分。合計約80分で笠間に到着します。笠間駅前からは電動アシスト付きシェアサイクル「かさまCYCLING」が利用可能。サイクルポートは笠間駅・笠間稲荷門前通り・笠間芸術の森公園・道の駅かさま・友部駅の5か所に設置されており、乗り捨てもできて便利です。笠間焼の窯元を中心に巡るコースは全長約5km・約2時間30分、主要スポットをフルで回るコースは全長約7km・約4時間30分が目安。出発前にJR笠間駅前の洋菓子店グリュイエールで栗のモンブランやおちぼ栗を購入してから自転車旅をスタートするのもおすすめです。ちなみに笠間駅の発車メロディは坂本九の名曲で、旅の始まりを盛り上げてくれます。

笠間観光をもっと楽しむ!季節のイベント情報

笠間の観光モデルコースをさらに充実させるなら、季節ごとのイベントに合わせた訪問がおすすめです。春(4月中旬〜5月)は笠間つつじ公園で約8,500株のつつじが咲き誇る「笠間つつじまつり」が開催されます。同時期の4月29日〜5月5日には、200以上の窯元が出展する大規模陶器市「陶炎祭(ひまつり)」も開催。笠間芸術の森公園を会場に、作家から直接器を購入できる年に一度の大イベントです。秋(10月下旬〜11月下旬)には、日本最古の菊の祭典として100年以上の歴史を持つ「笠間の菊まつり」が笠間稲荷神社をメイン会場に開催されます。秋は栗の旬でもあり、栗スイーツの種類がさらに充実する時期。春は花と陶芸、秋は菊と栗グルメと、季節ごとに異なる笠間の魅力を味わえます。桜の時期には北山公園もおすすめです。

笠間日帰りモデルコースで陶芸と食の町を満喫しよう!

笠間の日帰り観光モデルコースでは、笠間稲荷神社での開運祈願からスタートし、門前通りでの変わり種いなり寿司の食べ歩き、笠間日動美術館や春風萬里荘での芸術鑑賞、笠間工芸の丘での陶芸体験、そして道の駅かさまでの栗スイーツまで、笠間の「食」と「文化体験」を1日で存分に楽しむことができます。コンパクトなエリアに魅力がぎゅっと凝縮されているからこそ、日帰りでも大満足の旅になるのが笠間の大きな魅力です。東京から約90分というアクセスの良さも、気軽に足を運べるうれしいポイント。つつじや菊の花が彩る春や秋、陶炎祭で賑わうゴールデンウィークなど、季節ごとに表情が変わる笠間は何度訪れても新しい発見があります。ぜひこの記事のモデルコースを参考に、陶芸と食の町・笠間へお出かけしてみてください。

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