

フーコック島のカウントダウン完全ガイド!サンセットタウンの年越しイベントとホテルのガラディナー・チケットの取り方
年末年始のフーコック島は、1年でいちばん人が集まる時期です。フーコック島のカウントダウンは「街に出て花火を見る」か「ホテルのガラディナーに出る」かで体験がまったく変わり、しかもホテル側のガラディナーは多くのリゾートで参加が必須、宿泊料とは別に請求されます。知らずに予約すると、大人1人あたり2万円以上が後から乗ってくることになります。この記事では、カウントダウンの舞台になるサンセットタウンで実際に何…
2026年09月18日更新
目次
フーコック島の年越しは「サンセットタウン」と「ホテル」の二択
フーコック島の年越しイベントは、大きく2つの系統に分かれます。ひとつが島の南端、アントイ地区にあるサンセットタウン(Sunset Town/Thị trấn Hoàng Hôn)の公開カウントダウン。もうひとつが、各リゾートホテルが自館で開くガラディナーやカウントダウンパーティーです。
この2つは時間帯がまるかぶりします。ホテルのガラディナーはおおむね18時台に始まって長いところは深夜1時まで続き、サンセットタウンの花火も同じ時間帯に打ち上がります。どちらか一方を選ぶ前提で宿を決めるのが、フーコック島のカウントダウンでいちばん大事な判断です。サンセットタウンで年を越したいなら、ガラディナーが必須ではない宿か、サンセットタウン内の宿を取る。ホテルで完結させたいなら、島の北部や中部のリゾートでもまったく問題ありません。
ちなみに、サンセットタウンという街そのものへの入場は無料です。海沿いの遊歩道を歩いたり、夕日を眺めたり、花火を見上げたりするだけならお金はかかりません。有料なのは後述するショーの座席とケーブルカーです。
サンセットタウンのカウントダウンは何が起きるのか
2026年の年越し(2025年12月31日)にサンセットタウンで行われたのは「Spectacular Countdown 2026」というイベントでした。規模がわかりやすいので、内容を具体的に見ていきます。
一晩に3回の花火が上がる
この夜の最大の特徴は、花火が一晩で3回上がったことです。フーコック島のサンセットタウンでは平常時から毎晩2回の花火が上がっており、年越しの夜はそこに0時の打ち上げが加わる形になります。
1回目は「シンフォニー・オブ・ザ・シー(Symphony of the Sea)」。海上でフライボードとジェットスキーのアクロバットが入り、花火とウォーターキャノンが組み合わさるショーです。2回目が「キス・オブ・ザ・シー(Kiss of the Sea)」に付随する高高度の打ち上げ。そして3回目が年をまたぐ瞬間の花火で、こちらはダナン国際花火大会(DIFF)2025の優勝チームが構成を担当し、その年でいちばん長く、密度も通常の倍というアナウンスで実施されました。
会場は街全体、メインステージはサン・ババリア
ステージが1か所にまとまっているタイプのイベントではありません。ベトナム最大級をうたうサン・ババリア・ガストロパブ(Sun Bavaria GastroPub)がメインステージになり、そこにサンセット・ビーチクラブ、ビーチ沿い、街路のストリートパフォーマンスが加わります。2026年の年越しでは200人の海外アーティストが50を超えるショーを夕方から翌朝まで回し続けました。タンゴ、世界の音楽レジェンドを再現する「Iconic Star」、太鼓が中心の「Malambo」、ビーチクラブでのダンスショーなどがプログラムに並んでいます。
集客は「数万人」規模とされ、フーコック国際空港の発着便は1月1〜4日で288便(前年同期比27%増)、うち国際線147便(同23%増)まで伸びました。つまり年越し前後のフーコック島は、航空券も宿も1年で最も取りにくい時期だということです。

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毎晩やっているショーの時間割を押さえる
年越しの夜は特別編成になりますが、ベースになるのは通常のショースケジュールです。ここを知っておくと、12月31日以外の日でも同じ場所で花火が見られることがわかります。
| コンテンツ | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| シンフォニー・オブ・ザ・シー | 19:30 多言語アナウンス/19:35 プレプログラム/19:45 本編 | 海上のアクロバットと花火・ウォーターキャノン |
| キス・オブ・ザ・シー | 21:00 開演/21:30 花火 | レーザー・水・照明・生パフォーマンスを組み合わせた大型マルチメディアショー |
| キスブリッジ(Cầu Hôn) | 07:00〜19:00/20:30〜23:00 | 橋そのものへの入場。日中と夜で雰囲気が変わる |
| ホンタイン・ケーブルカー | 日中運行 | 往復+サンワールド・ホンタイン(エキゾチカ・ビレッジ、アクアトピア)入場込み |
火曜日はアーティストが出ない
見落としやすい注意点があります。キス・オブ・ザ・シーは2025年11月15日以降、火曜日も含めて毎日上演されるようになりましたが、火曜日はリハーサルと品質向上のためアーティストが出演しません。同じチケット代で内容が変わるので、火曜に当たりそうなら別の曜日にずらすのが無難です。年越しの週は特別編成になるため、直前に公式の告知を確認してください。

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チケットの取り方は3ルート
フーコック島のサンセットタウン系チケットは、買い方によって値段が変わります。まず公式の料金を押さえておきましょう。
| チケット | 窓口価格 | オンライン価格 | 目安(日本円) |
|---|---|---|---|
| キスブリッジ入場 | 100,000ドン | 100,000ドン | 約600円 |
| シンフォニー・オブ・ザ・シー | 660,000ドン | 550,000ドン | 約3,300〜4,000円 |
| キス・オブ・ザ・シー | 1,000,000ドン | 700,000ドン | 約4,200〜6,000円 |
| 2つのセット券 | 1,200,000ドン | 1,100,000ドン | 約6,600〜7,200円 |
| ホンタイン・ケーブルカー | 850,000ドン | 850,000ドン | 約5,100円 |
※100万ドン=約6,000円で換算。身長1m未満の子どもは無料、ケーブルカーは身長1〜1.4mの子どもが700,000ドンです。為替と料金は変動するので最終確認は公式サイトで。ドン建ての金額感がつかみにくい方は、ベトナムの物価事情をまとめた記事もあわせて読むと判断しやすくなります。
ルート1:公式サイトで買う
サンセットタウンの公式サイト(sunset-town.com)と、キス・オブ・ザ・シーの公式サイト(kissofthesea.com)でオンライン購入できます。上の表のとおりオンライン価格が窓口価格より安く設定されているのがポイントで、キス・オブ・ザ・シーは30万ドン(約1,800円)差がつきます。問い合わせはWhatsApp(+84 934 558 455)とメール(support@kissoftheseashow.com)で受け付けています。支払いはドン建てです。
ルート2:日本語の予約サイトで買う
日本語・日本円・クレジットカードで完結させたいなら、Klook、KKday、楽天トラベルの観光体験あたりが扱っています。公式の窓口価格に対して30〜40%引きの提示が出ることが多く、金額面でも不利になりません。日本語のバウチャーがスマホに届くので、現地で言葉に困る場面が減ります。送迎シャトルが付くプランもあるので、宿からサンセットタウンまでの足を同時に解決したい場合はこちらが向いています。
ルート3:現地の窓口で買う
当日の天候を見てから決めたい人向けですが、年末年始は最後の手段と考えてください。数万人が集まる時期に窓口で座席を確保できる保証はありません。12月下旬〜1月初旬にかかる日程なら、ショーの座席は日本を出る前に押さえておくのが基本です。

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ホテルのガラディナーは「任意参加」ではない
ここがフーコック島の年越しで最も予算を狂わせるポイントです。島の中〜高価格帯のリゾートでは、12月31日に宿泊する人はガラディナーへの参加が必須で、宿泊料とは別に1人あたりの料金が加算される方式が一般的です。宿泊予約サイトの表示価格には含まれず、現地でリゾートに直接支払う形になっていることも多いので、予約前に条件を読む必要があります。
| ホテル | 内容 | 料金(大人/子ども) |
|---|---|---|
| プルマン・フーコック・ビーチリゾート | 12/24・12/31宿泊は参加必須。リゾートへ直接支払い | 2,100,000ドン(13歳〜)/1,050,000ドン(2〜12歳) |
| プレミア・レジデンス・フーコック・エメラルドベイ | 12/31 18:00〜21:30、クラブハウスでのビュッフェ。生演奏と抽選会つき | スタンダード 2,500,000/1,250,000ドン、プレミアム 3,200,000/1,800,000ドン |
| プレミア・ビレッジ・フーコック・リゾート | 12/31 18:45〜翌1:00のガラディナー&カウントダウンパーティー | 4,500,000ドン |
| メリア・ヴィンパール・フーコック | 12/24のガラディナーが参加必須 | 2,500,000ドン(12歳〜)/1,250,000ドン(6〜11歳) |
※2026年の年越しシーズンに各リゾートが公表した内容。金額は目安として見てください。
大人2人と子ども1人の家族なら、プルマンで約5,250,000ドン(約3万1,500円)、プレミア・ビレッジなら大人だけで1人4,500,000ドン(約2万7,000円)が上乗せされる計算です。「12月31日をリゾートで過ごすかどうか」で総額が数万円単位で動くということになります。
回避したい場合の選択肢は3つあります。ひとつは12月31日だけ別の宿に移ること。ふたつめはガラディナーの設定がないカテゴリの宿(サービスアパートメントやAirbnbなど)を年越しの日だけ使うこと。3つめは、そもそもホテルで過ごさずサンセットタウンに出る前提で、街の徒歩圏に宿を取ることです。逆に、ドリンクフリーフローとショーが込みで、移動もせず子どもを部屋に戻せるガラディナーは、値段なりの合理性があるとも言えます。エメラルドベイのようにドリンクパッケージ(550,000ドン)が別売りのところもあるので、内訳まで見て判断してください。
割引が用意されていることもあります。エメラルドベイのケースでは、Accor Plus会員が10%オフ、12月29日までに予約・支払いを済ませるアーリーバードで10%オフでした。予約はレストラン直通の電話やメールで受け付けているので、宿泊予約後に自分から問い合わせるのが確実です。

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ヴィンパール側の年越しも動いている
フーコック島の年越しはサンセットタウンだけではありません。島の北部、ヴィングループ系のエリアでもカウントダウンが行われます。2026年の年越しでは、ヴィンパール・ワンダーワールド・フーコックのビーチを会場に「Countdown Party 2026」が18:30〜翌1:15で開催され、2,500〜3,000人が参加しました。韓国、ロシア、中国、UAEなどからの旅行者が集まる構成で、ライブバンドとDJ、そして花火という流れです。グランドワールドでも同時期にカウントダウン企画が打たれています。
サンセットタウンが島の南端、ヴィンパール系が島の北部なので、両方をはしごすることは現実的ではありません。宿がどちら側にあるかで自動的に決まると考えたほうがいいです。北部に泊まるならヴィンパール側、南部ならサンセットタウン側が自然な選択になります。
2027年の年越しに向けて、いつ何を確認するか
2026年9月の時点で、2026年12月31日(=2027年を迎える夜)のカウントダウンの詳細はまだ発表されていません。ただ、サンセットタウンの毎晩の花火とショーは通年で続いており、年越しに特別編成が組まれる流れも定着しています。確認先と動く順番を整理すると次のようになります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 9〜10月 | 航空券と宿を押さえる。宿は「12/31にガラディナー必須か」を予約前に確認 |
| 11月ごろ | サンセットタウン公式のイベントページでカウントダウンの告知をチェック |
| 告知後すぐ | ショーの座席を公式またはKlook・KKdayで確保 |
| 12月上旬 | ガラディナーのアーリーバード割引の締切を確認して支払い |
| 渡航直前 | 年越し週の特別スケジュール(時間変更・休演)を再確認 |
島全体が工事中であることは前提に入れておく
もうひとつ、2027年に向けて知っておくべき事情があります。フーコック島はAPEC 2027の開催地に選ばれており、21件のインフラ事業が同時に進行中です。サングループだけで8件の戦略プロジェクトを担当し、17,400室規模の宿泊施設整備に巨額の投資が入っています。ホンタイン島のアスピラタワーなど、2027年完成予定の大型施設も複数あります。
つまり今のフーコック島は、あちこちで工事が動いている状態です。年末年始の混雑に工事の迂回路が重なると、移動時間は読みにくくなります。空港からの所要時間やホテル周辺の環境は、予約前に最新の口コミで確認しておくと安心です。気候面での適期についてはフーコック島のベストシーズンをまとめた記事が参考になります。乾季にあたる11月〜4月は屋外の夜のショーが中止になりにくい時期で、年越しはちょうどその真ん中にあたります。
まとめ
フーコック島のカウントダウンを外さないために押さえるのは、次の5点です。
ひとつめ、年越しの過ごし方はサンセットタウンかホテルの二択で、時間帯が重なるため両立はできません。ふたつめ、サンセットタウンでは一晩に3回の花火が上がり、街への入場自体は無料です。3つめ、ショーのチケットは公式のオンライン価格が窓口より安く、日本語で買うならKlookやKKdayという選択肢があります。4つめ、多くのリゾートで12月31日のガラディナーは参加必須で、大人1人あたり2,100,000〜4,500,000ドンが宿泊料と別にかかります。5つめ、年越し前後は空港便数も宿も1年で最も逼迫するので、航空券・宿・ショーの座席はこの順で早めに確保することです。
現地での支払いはドン建てになる場面が多いので、ベトナムのチップ事情と相場もあわせて確認しておくと、年末年始の慌ただしい現地で迷わずに済みます。
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