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タイ・プーケットのおすすめ観光スポット10選!定番から穴場まで紹介
タイ南部に位置するプーケットは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が織りなす絶景で知られる人気のリゾート地です。美しいビーチでのんびり過ごすだけでなく、歴史ある寺院や活気あふれる街並み、さらには周辺の島々など、多彩な魅力にあふれています。マリンスポーツや象乗り体験といったアクティビティも充実しており、家族連れやカップル、友人同士など、様々な旅行スタイルに対応できるのがプーケットの魅力です。また、タイ料理をはじめとする美味しいグルメや、リーズナブルなマッサージなども楽しめます。そこで今回はそんなプーケットのおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年08月27日更新
タイ・プーケットの魅力とは?
プーケットの魅力は、美しい自然環境と多様な体験を楽しめる点にあります。エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がる数々のビーチは、リラックスやマリンアクティビティに最適です。また、国際色豊かな雰囲気の中で多国籍料理を楽しめることも特徴的です。自然と都市の調和がとれており、新鮮な空気を楽しめる一方で、パトンビーチなどの賑やかな繁華街やナイトライフも充実しています。さらに、プーケットオールドタウンでは歴史ある建築物を見学でき、タイ古式マッサージなどの伝統的な体験も可能です。このように、自然、文化、グルメ、アクティビティなど多彩な魅力が凝縮されているのがプーケットの特徴と言えるでしょう。タイ・プーケットの基本情報
項目 | 情報 |
---|---|
正式名称 | プーケット県 (Phuket Province) |
面積 | 576平方キロメートル |
人口 | 約41万人 |
首都 | プーケット・タウン (Phuket Town) |
時差 | 日本との時差は-2時間 |
フライト時間 | 約7時間(直行便) |
公用語 | タイ語 |
通貨 | バーツ (THB) |
物価 | 日本の約半分 |
電源プラグ | タイプA/B/C(220V、50Hz) |
タイ・プーケットへのアクセス方法・行き方
プーケットへのアクセスは主に空路が利用されます。日本からの直行便はありませんが、バンコクやクアラルンプールなどの主要都市を経由して到着できます。バンコクからプーケットへは約1時間半のフライトで、1日に複数便が運航されています。格安航空会社(LCC)も多く就航しており、比較的安価に移動できます。プーケット国際空港に到着後は、エアポートバスやタクシー、配車アプリ「Grab」などを利用してプーケットタウンやパトンビーチなどの主要エリアに移動できます。長距離バスでバンコクからプーケットへ向かうこともできますが、所要時間は約14時間と長くなります。タイ・プーケットの人気の観光エリア
プーケットには、それぞれ特色のある人気の観光エリアがあります。最も賑わいのあるパトンビーチは、美しい海岸線と活気あふれるナイトライフで知られ、多くの観光客が集まります。より静かな雰囲気を求める人には、カタビーチやカロンビーチがおすすめです。カタビーチはサーフィンやダイビングのスポットとしても人気があり、カロンビーチは美しい白砂の海岸線が特徴です。文化的な体験を求める人には、プーケットオールドタウンがおすすめで、シノポルトガル様式の建築物や地元の生活を垣間見ることができます。また、プーケット島の最南端に位置するプロムテープ岬は、美しい夕日スポットとして知られています。これらの多様なエリアが、プーケットの魅力を形作っています。タイ・プーケットのおすすめ観光スポット10選
プーケットの人気No.1ビーチ「パトンビーチ」
パトンビーチは、プーケット島で最も人気のある観光スポットの1つです。約3kmにわたって白い砂浜が続くこのビーチは、エメラルドグリーンの海と相まって絶景を作り出しています。昼はマリンスポーツやビーチアクティビティで賑わい、夜になるとバングラ通りを中心に活気あふれるナイトライフが楽しめます。ビーチ沿いには多くのレストランやショップ、ホテルが立ち並び、観光客のニーズに応えています。また、遠浅の海岸線は小さな子供連れの家族にも安心です。パトンビーチは、リラックスした雰囲気と活気ある都市的な要素が融合した、プーケットの魅力を凝縮したエリアと言えるでしょう。夜の歓楽街で活気を体感「バングラ通り」
バングラ通りは、プーケットのパトンビーチにある東南アジア有数の歓楽街です。夜になると歩行者天国となり、世界中からの観光客で賑わいます。約500mの通りには、オープンバー、ゴーゴーバー、ディスコ、クラブなどが密集し、夜が更けるにつれて盛り上がりを見せます。多様な国籍の人々が集まる活気ある雰囲気が特徴で、ストリートパフォーマーや露店なども見られます。ただし、スリや強盗などの犯罪にも注意が必要で、貴重品の管理や飲酒時の警戒が重要です。バングラ通りは、プーケットの夜の魅力を凝縮した場所として、多くの観光客を魅了し続けています。虎と触れ合える珍しい体験「タイガーキングダム」
タイガーキングダムは、プーケット島のカトゥー地区にある人気の観光施設で、来訪者がトラと直接触れ合える珍しい体験を提供しています。施設内では、生後2ヶ月の赤ちゃんトラから2.5歳以上の成獣まで、様々な大きさのトラと約15分間の触れ合いが可能です。入場料は選択するトラのサイズによって異なり、900バーツ(約3,600円)から2,500バーツ(約1万円)までの範囲です。安全面では複数の飼育員が常駐していますが、事故の際は自己責任となるため、入場前に誓約書への署名が必要です。タイガーキングダムは、インスタ映えする写真が撮れると話題になっており、プーケットの非日常的な体験を求める観光客に人気のスポットとなっています。絶景の石灰岩カルスト地形「パンガー湾」
パンガー湾は、プーケットの北東に位置し、エメラルドグリーンの海から突き出た石灰岩のカルスト地形が織りなす絶景で知られています。この地域は1億3600万年から3000万年前に形成された地質学的に重要な場所で、国立公園に指定されています。ボートツアーに参加すると、ジェームズ・ボンド島として有名なコ・タプーや、海食洞、隠れたラグーンなど、ユニークな自然の造形を間近で見ることができます。特に、ジョン・グレイのスターライトツアーでは、夜間に海食洞を探索し、幻想的な景色を楽しむことができます。パンガー湾の美しい景観は、多くの旅行者を魅了し、プーケット観光の中でも特に人気の高い目的地となっています。映画『ザ・ビーチ』の舞台「ピピ島」
ピピ島は、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』のロケ地として世界的に有名になった絶景の島です。特に、ピピ・レイ島にあるマヤ湾は、映画の舞台となった美しい入り江で、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が織りなす楽園のような景観で知られています。しかし、観光客の急増による環境への悪影響を懸念し、タイ当局は2018年から2022年まで約3年半にわたってマヤ湾を閉鎖し、生態系の回復を図りました。2022年10月1日に再開されましたが、環境保護のため入場者数の制限や停泊禁止などの措置が講じられています。ピピ島へは、プーケットからスピードボートで約45分、大型船で約90分でアクセスでき、美しい自然と映画の世界観を体験できる人気の観光地となっています。息をのむ美しいサンセット「プロムテープ岬」
プロムテープ岬は、プーケット島の最南端に位置し、タイで最も美しい夕日が見られる絶景スポットとして知られています。エメラルドグリーンの海と空が織りなす壮大な景色は、多くの観光客や地元の人々を魅了しています。岬には、プミポン前国王の在位50周年を記念して建てられたカンチャナーピセーク灯台やプラ・プロム(ブラフマー神)の祠があり、観光の見どころとなっています。サンセットの時間帯には多くの人が訪れるため、早めに到着することをおすすめします。プロムテープ岬は、プーケットの自然美を堪能できる象徴的な場所として、島の観光において欠かせない存在となっています。静かで落ち着いたリゾートビーチ「バンタオビーチ」
バンタオビーチは、プーケット島西海岸のほぼ中央に位置する約5kmの長さを誇る美しい白砂のビーチです。プーケット随一の高級リゾートエリアとして知られ、バンヤンツリーやシェラトンなどの世界的に有名な五つ星ホテルが集まる「ラグーナ・プーケット」地区があります。パトンビーチなどの賑やかなエリアとは対照的に、バンタオビーチは落ち着いた雰囲気で、ゆったりとしたバカンスを楽しむのに最適です。プーケット国際空港から車で約20-30分とアクセスも良く、長い海岸線沿いにはレストランやバーが点在し、海を眺めながら食事やドリンクを楽しむことができます。シノポルトガル様式の建築が魅力「オールドタウン」
プーケットのオールドタウンは、19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられたシノポルトガル様式の建築物が特徴的な歴史ある地区です。この建築様式は、中国南部の伝統的な建物にイギリス植民地時代の様式が融合したもので、主にマレーシアのペナン島から影響を受けています。カラフルなパステルカラーの建物が立ち並び、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。オールドタウンでは、歴史的な建造物がブティックホテルやカフェ、雑貨店などにリノベーションされ、プーケットの文化に触れながら散策を楽しむことができます。また、地元の人々の信仰を集める中華系神社や、1903年に建てられたチンプラチャハウスなど、文化的・歴史的な見どころも豊富です。プーケット最大の仏教寺院「ワット・シャロン寺院」
ワット・シャロン寺院(Wat Chalong)は、プーケット島で最も重要かつ最大の仏教寺院です。正式名称はワット・チャイタララーム(Wat Chaithararam)で、プーケットタウンの南西約8kmに位置しています。この寺院は、1876年に起こった中国人錫採掘者の反乱を鎮圧した高僧ルアン・ポー・チャムとルアン・ポー・チャングの像で有名です。参拝者が寄進した金箔で覆われたこれらの像は、今でも地元の人々から絶大な信仰を集めています。寺院の中心的な建物は高さ約61メートルのチェディ(仏舎利塔)で、その内部には仏教に関する壁画が展示されています。ワット・シャロン寺院は、その美しい建築と深い歴史的意義により、プーケットを訪れる観光客にとって欠かせない観光スポットとなっています。プーケット島を一望できる絶景スポット「カオ・ナッガート」
カオ・ナッガートは、プーケット島南部に位置する標高約300メートルの小高い丘で、島内随一の絶景スポットとして知られています。丘の頂上には高さ45メートル、幅25メートルの巨大な白大理石の仏像「ビッグ・ブッダ」が鎮座し、プーケット島のランドマークとなっています。この仏像からは、プーケット島の西海岸に広がるアンダマン海や、カタビーチ、カロンビーチ、チャロン湾など、島の主要な観光地を一望することができます。カオ・ナッガートへは、パトンビーチやプーケットタウンから車で約30分でアクセスできます。頂上までは急な坂道が続くため、体力に自信のない方は現地のシャトルバスの利用がおすすめです。夕暮れ時には、美しいサンセットと共にプーケット島の絶景を楽しむことができ、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
タイ・プーケット観光に必要な日数
プーケット観光に必要な日数は、一般的に3泊4日から5泊6日程度が理想的です。この期間があれば、主要な観光スポットを巡り、ビーチでのんびり過ごす時間も確保できます。3泊4日の滞在でも、パトンビーチやプーケットタウンの観光、ピピ島などへの日帰りツアーを楽しむことが可能です。4泊以上の滞在であれば、シミラン諸島などの離島ツアーやダイビング、シュノーケリングなどのマリンアクティビティにも十分な時間を割くことができます。ただし、プーケットは広大な島であり、交通渋滞も考慮する必要があります。そのため、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。また、バンコクと組み合わせた旅程を考えている場合は、全体で5日間以上の滞在がおすすめです。これにより、プーケットの美しい自然や文化を十分に堪能しながら、リラックスした旅行を楽しむことができるでしょう。
タイ・プーケット旅行費用の目安は3泊4日で約11万円、5泊6日で約15万円
タイ・プーケット旅行費用の一覧表。3泊4日~5泊6日まで一覧でチェック
項目 | 3泊4日 | 4泊5日 | 5泊6日 |
---|---|---|---|
往復航空券 | 約60,000円 | 約60,000円 | 約60,000円 |
宿泊代 | 約30,000円 | 約40,000円 | 約50,000円 |
食費代 | 約15,000円 | 約20,000円 | 約25,000円 |
Wi-Fi・通信費 | 約4,000円 | 約5,000円 | 約6,000円 |
お土産代 | 約7,000円 | 約10,000円 | 約12,000円 |
合計 | 約116,000円 | 約135,000円 | 約153,000円 |
タイ・プーケット観光のベストシーズン
プーケット観光のベストシーズンは11月から4月の乾季です。この時期は晴天が続き、海も穏やかで透明度が高くなるため、ビーチやマリンアクティビティを存分に楽しむことができます。特に12月から2月は気温も比較的涼しく過ごしやすいです。一方、5月から10月の雨季は突発的なスコールがありますが、ホテルや航空券が安くなる傾向があります。ただし、雨季でも一日中雨が降り続くことは少なく、室内アクティビティやスパ、ショッピングを楽しむこともできます。プーケットは年間を通じて温暖な気候なので、旅行者の好みや予算に応じて訪問時期を選ぶことができます。月 | 平均気温 (℃) | 降水量 (mm) |
---|---|---|
1月 | 27.6 | 35 |
2月 | 28.4 | 30 |
3月 | 29.3 | 40 |
4月 | 29.8 | 120 |
5月 | 29.3 | 210 |
6月 | 28.7 | 180 |
7月 | 28.6 | 170 |
8月 | 28.2 | 180 |
9月 | 27.9 | 230 |
10月 | 27.6 | 300 |
11月 | 27.6 | 210 |
12月 | 27.3 | 60 |
タイ・プーケット観光のモデルコース
プーケットの魅力を1日で満喫できる観光モデルコースを考えました。ビーチリゾートの雰囲気を楽しみつつ、文化的な要素や自然の景観も取り入れています。以下がおすすめの1日コースです。
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
---|---|---|
09:00-11:00 | パトン・ビーチ | 朝のビーチ散歩、海水浴 |
11:30-13:00 | プーケット・オールドタウン | シノポルトガル様式の建築物観賞、ローカル料理のランチ |
13:30-15:00 | ワット・チャロン | プーケット最大の寺院参拝 |
15:30-17:00 | ビッグブッダ | 巨大仏像見学、プーケット島の絶景 |
17:30-19:00 | プロムテープ岬 | サンセット鑑賞 |
19:30-21:00 | バングラ通り | ナイトマーケット散策、ディナー |
タイ・プーケット旅行の治安・観光時の注意点
プーケットは一般的に安全な観光地ですが、一定の注意が必要です。観光客を狙った軽犯罪が発生することがあるため、貴重品の管理には十分気をつけましょう。特にパトンビーチエリアやプーケットタウンの繁華街では、スリや置き引きに注意が必要です。ビーチでは荷物を放置せず、必要最低限の現金だけを持ち歩くことをおすすめします。交通事故も注意すべき点の一つです。タイでは車優先の傾向があり、歩行者は十分注意して道路を横断する必要があります。また、マリンアクティビティを楽しむ際は、離岸流や高波に注意し、遊泳禁止エリアでは絶対に泳がないようにしましょう。
夜間の一人歩きは避け、特に女性は注意が必要です。タクシーやトゥクトゥクを利用する際は、料金を事前に確認し、できれば複数人で乗車することをおすすめします。これらの注意点を守れば、プーケットでの滞在を安全に楽しむことができるでしょう。