

【2026年最新】スカイスキャナーを使いこなす完全ガイド!航空券が安い時期・曜日・国別カレンダー
航空券を探すとき、多くの人がまず開くのがスカイスキャナーです。ただ、行き先と日付を入れて出てきた金額をそのまま予約している方が実はとても多く、それだと本来の実力の半分も使えていません。スカイスキャナーは「いつ飛ぶと安いか」を先に教えてくれるツールで、日付を決めてから使うものではないからです。この記事では、日本発の航空券が年間で安くなる時期と曜日を公的な調査データで押さえたうえで、スカイスキャナーの…
2026年09月09日更新
目次
まず知っておきたい、航空券の値段が動く仕組み
航空券の価格は、需要と供給で細かく上下します。同じ便でも座席には複数の運賃クラスが設定されていて、安いクラスから順に売れていく仕組みです。つまり「早く買うほど安い」のではなく、安いクラスが売り切れる前に買えば安いということになります。混む時期は安いクラスがすぐ埋まるので早めに動く必要があり、空いている時期は直前まで安いクラスが残ります。
この前提を踏まえると、スカイスキャナーで最初にやるべきことが見えてきます。日付を固定して検索するのではなく、需要が少ない時期・曜日に旅程そのものを寄せることです。1日ずらすだけで運賃クラスが変わり、金額が大きく動くことは珍しくありません。以下では、その「ずらし先」をデータで特定していきます。
航空券が一番安くなる時期は?日本発の年間カレンダー
エクスペディアが2026年2月に公表した調査によると、日本発の航空券は11月が最も安く、12月が最も高いという結果が出ています。その差は平均44%、金額にすると約1万9000円です。同じ路線でも、出発を1か月ずらすだけで航空券代が半分近くになる計算になります。
日本発の相場は、現地の気候よりも日本側の休みの並びで決まる部分が大きいのが特徴です。ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、そして3月下旬の春休みという4つの山を外すだけで、狙える金額はかなり変わります。月ごとの傾向を整理すると次のようになります。
| 時期 | 相場の傾向 | ポイント |
|---|---|---|
| 1月中旬〜2月 | 安い | 年始明けで需要が落ちる。ただし旧正月(春節)の1週間前後はアジア路線が高騰 |
| 3月上旬 | やや安い | 春休み前の谷。3月中旬を過ぎると一気に上がる |
| 3月下旬〜4月上旬 | 高い | 春休みと年度替わり。桜シーズンで訪日需要も重なる |
| 4月下旬〜5月上旬 | 最も高い水準 | ゴールデンウィーク。1年で最も避けたい期間 |
| 5月中旬〜6月 | 安い | 連休明けの谷。梅雨で国内需要も落ち着く狙い目 |
| 7月 | やや高い | 下旬から夏休みに入り上昇していく |
| 8月(お盆前後) | 高い | 8月10日前後がピーク。8月下旬は下がり始める |
| 9月〜10月 | 安い | 気候が良く相場も落ち着く、コストパフォーマンスの高い時期 |
| 11月 | 年間で最安の傾向 | 大型連休が無く需要が薄い。エクスペディア調査でも最安月 |
| 12月上旬 | 安い | 年末前の最後の谷。25日を過ぎると急騰する |
| 12月下旬〜1月上旬 | 年間で最も高い | 年末年始。エクスペディア調査で最高値の月 |
この表で分かるとおり、安い時期は年に4回ほど訪れます。1月中旬〜2月、5月中旬〜6月、9月〜11月、そして12月上旬です。休みの都合がつくなら、この4つの谷のどこかに旅程を寄せるだけで、他の工夫をしなくても数万円の差がつきます。
何曜日が安い?「出発する曜日」と「予約する曜日」は別の話
曜日の話は混同されがちですが、飛ぶ曜日と買う曜日はまったく別の要素です。効果が大きいのは前者で、後者は近年ほとんど差が無くなってきました。エクスペディアが2024年12月〜2025年11月の予約実績をもとに公表した数字を整理すると次のようになります。
| 項目 | 最も安い曜日 | 差 |
|---|---|---|
| 国際線の出発日 | 火曜日 | 日曜出発と比べて平均9%安い |
| 国内線の出発日 | 火曜日 | 土曜出発と比べて平均28%安い |
| 国際線の予約日 | 金曜日 | 日曜に予約する場合と比べて平均4%安い |
| 国内線の予約日 | 木曜日 | 日曜に予約する場合と比べて平均4%安い |
| ビジネスクラスの出発日 | 木曜日 | 日曜出発と比べて平均13%安い |
注目したいのは差の大きさです。予約する曜日を変えても4%程度にとどまるのに対し、出発する曜日を変えると国際線で9%、国内線では28%も動きます。「火曜の15時に予約すると安い」といった話を聞いたことがあるかもしれませんが、海外の調査機関もこの説は根拠が乏しいとしています。曜日で節約したいなら、買う日ではなく飛ぶ日を動かしてください。
実務的には、火曜・水曜発の便を軸に組むのが基本形です。金曜夜発・日曜夜帰りは会社員の需要が集中するため最も高くなります。有給を1日足して火曜発にできるなら、その1日で航空券代が1割前後変わる可能性があります。
何日前に予約するのが正解か
予約のタイミングについては、調査によって結論が分かれます。エクスペディアの調査では国際線は出発の31〜45日前が平均で約3万2800円割安、国内線は46〜60日前が約4100円割安という結果でした。一方、Trip.comの独自リサーチでは約13週間前(3か月前)が最も安いパターンとして挙げられています。
数字が食い違うのは、対象となる路線の内訳が違うためです。近距離のアジア路線と、座席数の限られる欧米の長距離路線では、安い運賃クラスが売り切れるスピードがまったく違います。実用的には、次のように使い分けるのが現実的です。
| 行き先 | 予約の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 韓国・台湾(近距離) | 1〜2か月前 | 便数が多く選択肢が豊富。LCCのセールを待つ余裕もある |
| 東南アジア | 2〜3か月前 | 直行便の座席が埋まり始めるのがこのあたり |
| 欧米・長距離 | 3〜6か月前 | 安い運賃クラスの在庫が少なく、早く売り切れる |
| 大型連休をまたぐ旅程 | 4〜6か月前 | 時期の分が悪いぶん、在庫の取り合いになる前に押さえる |
逆に避けたいのは、出発2週間前を切ってからの購入です。この時期はビジネス客向けの高い運賃しか残っていないことが多く、直前だから安くなるという期待はほぼ通用しません。LCCも同様で、こちらは販売開始直後が最安になる傾向があります。
スカイスキャナーで最安値を引き当てる7つの手順
1. 日付は入れずに「月全体」で検索する
最初にやるべき、そして効果が最も大きい操作がこれです。出発日の入力欄で特定の日付ではなく「月全体」を選ぶと、その月の日別最安値がカレンダーやグラフで一覧表示されます。前後3日ずらすだけで1万円以上変わることが視覚的に分かるので、日程に少しでも融通が利くなら必ず使ってください。ここで見つけた安い日を起点に旅程を組み立てるのが、スカイスキャナーの本来の使い方です。
2. 行き先が決まっていないなら「どこでも」検索
目的地の欄に「すべての場所(どこでも)」と入力すると、その予算で行ける世界中の都市が安い順に並びます。「11月に3泊で、5万円以内でどこか海外へ」といった探し方ができるため、行き先を先に決めるより圧倒的に安く上がります。国単位で表示されるので、気になる国をタップすれば都市別の最安値まで掘り下げられます。
3. 出発地を「都市」ではなく「国」で指定する
出発地に「東京」ではなく「日本」と入れると、成田・羽田・関西・中部・福岡など各地の空港からの最安値をまとめて比較できます。関西発が東京発より2万円安いといったことは頻繁に起こるため、国内移動費を足しても得になるケースがあります。到着地側も同じで、たとえばタイなら「バンコク」ではなく「タイ」で検索すると、思わぬ都市が安く出てくることがあります。
4. 価格アラートを登録して待つ
行き先と日程がある程度固まったら、価格アラートを登録しておきましょう。その路線の価格が動いたときにメールやアプリの通知で知らせてくれるので、毎日検索する必要がなくなります。複数の候補路線を同時に登録しておき、最初に下がったところへ行く、という決め方もできます。出発の3〜4か月前に登録しておくと、値動きの幅そのものが把握できるようになります。
5. 近隣空港と経由地を広げてみる
検索結果の絞り込みで「近隣の空港を含める」を有効にすると、候補が一気に広がります。たとえばバンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港があり、LCCが多いドンムアン発着のほうが安いことがよくあります。ただし空港間の移動費と時間は別途かかるので、浮いた金額と手間を天秤にかけて判断してください。
6. 「直行便のみ」フィルタで所要時間と天秤にかける
安い航空券は経由便であることがほとんどで、乗り継ぎを含めると20時間を超える旅程も出てきます。「直行便のみ」のフィルタをオン・オフして金額差を確認し、その差が自分にとって時間を差し出す価値があるかを見てください。近距離のアジア路線なら直行便でも十分に安いことが多く、無理に経由便を選ぶ必要はありません。
7. アプリ版で最終確認する
スカイスキャナーはアプリからも同じ検索ができ、価格アラートの通知が受け取りやすくなります。パソコンで大まかな時期を決めて、日々の値動きの追跡はアプリに任せる、という分担が効率的です。
日本から行きやすい7か国の価格変動カレンダー
ここからは、日本から便数が多く行きやすい7か国について、航空券が安くなる時期と高くなる時期をまとめます。アジア路線で特に注意したいのが旧正月(春節)です。時期が毎年変わるうえ、その前後1週間は現地の帰省需要と重なって相場が跳ね上がります。旅行を計画する年の旧正月がいつなのかは、必ず先に調べておいてください。
韓国(ソウル・釜山)
| 安い時期 | 1月中旬〜2月中旬、5〜6月、10〜11月 |
|---|---|
| 高い時期 | GW、お盆、年末年始、旧正月(ソルラル)、秋夕(チュソク) |
| 相場の目安 | 往復2万円台から。LCCのセール時は1万円台も出る |
日本から最も便数が多く、LCCの競争が激しいためセールの頻度が突出して高い路線です。ピーチやティーウェイなどが年に数回セールを実施しており、価格アラートを登録しておく価値が最も高い行き先といえます。注意点は韓国側の連休で、ソルラルとチュソクは日本のお盆に相当する大移動の時期にあたります。
台湾(台北・高雄)
| 安い時期 | 5月、9月〜10月上旬、1月中旬〜2月上旬 |
|---|---|
| 高い時期 | GW、お盆、年末年始、旧正月 |
| 相場の目安 | 往復3〜4万円台。LCCで2万円台の日もある |
台北は5月が最安になりやすく、往復2万円台の実績も報告されています。ただし気候が良く相場も落ち着く10月は、旅行そのもののコストパフォーマンスが最も高い月です。夏は暑さと台風のリスクがあるぶん安くなりますが、9月は台風シーズンと重なる点に注意してください。現地での過ごし方は台北を2泊3日で回るモデルコースにまとめているので、日程を組む際の参考にしてみてください。
ベトナム(ハノイ・ホーチミン・ダナン)
| 安い時期 | 5〜6月、9〜11月、1月中旬〜2月中旬 |
|---|---|
| 高い時期 | GW、お盆、年末年始、テト(旧正月) |
| 相場の目安 | 直行便で往復4〜6万円台。LCCなら3万円台も |
ベトナムで最も気をつけたいのがテト(旧正月)です。この時期は航空券が高いだけでなく、現地の店や施設が長期休業するため旅行そのものが成立しにくくなります。雨季にあたる6月と9〜11月は安くなりますが、雨は午後に1〜2時間降る形が多く、観光ができなくなるわけではありません。ハノイは10月下旬〜11月が気候・価格ともに狙い目です。ホーチミンを2泊3日で巡るモデルコースも用意しています。
タイ(バンコク・プーケット)
| 安い時期 | 5〜10月(雨季)。特に6月と9月 |
|---|---|
| 高い時期 | 11月〜3月(乾季のベストシーズン)、年末年始、GW、お盆 |
| 相場の目安 | LCCで往復3〜4万円台、大手で8〜12万円台(通常期) |
タイはベストシーズンと安い時期がはっきり逆になる国です。乾季の11月〜3月は過ごしやすい代わりに相場が上がり、雨季の5月〜10月は安くなります。特に9月は降水量が最も多い月なので、屋外の観光を詰め込む旅程には向きません。ショッピングやスパ中心の旅なら雨季でも十分楽しめるため、旅の目的で選ぶのが賢い判断です。
フィリピン(マニラ・セブ)
| 安い時期 | 11月が最安の傾向。5〜12月の雨季・台風シーズン全般 |
|---|---|
| 高い時期 | 年末年始、GW、お盆、1〜4月の乾季 |
| 相場の目安 | 往復3〜5万円から。平均は5〜8万円程度 |
フィリピンは11月が最も安くなりやすい行き先です。雨季の終盤にあたり観光客が減るためで、天候も回復に向かう時期にあたります。逆に乾季でベストシーズンの1〜4月は相場が上がります。台風の進路によっては欠航のリスクがあるため、雨季に行くなら日程に余裕を持たせ、変更可能な運賃かどうかも確認しておくと安心です。セブ島を3泊4日で楽しむモデルコースも参考にどうぞ。
マレーシア(クアラルンプール)
| 安い時期 | 1〜5月、10月 |
|---|---|
| 高い時期 | 年末年始、旧正月、GW、7〜8月 |
| 相場の目安 | 直行便で往復5〜7万円台。LCC利用でさらに下がる |
クアラルンプールは年間を通して気温の変化が小さく、いつ行っても観光の条件が大きく変わらないのが特徴です。そのぶん日本側の休みの並びで相場が決まりやすく、大型連休さえ外せば比較的安定して安く取れます。10月は西海岸エリアが雨季のピークに入る前で、天候と価格のバランスが良い時期です。
シンガポール
| 安い時期 | 1月中旬〜3月上旬、10〜11月 |
|---|---|
| 高い時期 | 12月(特に下旬)、年末年始、GW、旧正月 |
| 相場の目安 | 直行便で往復6〜8万円台。LCCなら5万円台から |
シンガポールは年末年始を過ぎた1月中旬から3月上旬が最も安くなる時期です。日本の連休が終わって観光客が減るためで、片道の最安値は乾季の平均と比べて4割ほど下がることもあります。逆に12月は相場が上がり、下旬にかけてさらに高騰します。赤道直下で年間の気温差が小さいため、雨季でも観光への影響は限定的です。
予約前に必ず確認したい4つの注意点
スカイスキャナーは検索結果を比較するサービスで、予約自体は表示された各社のサイトで行います。この構造上、表示された最安値がそのまま総額になるとは限りません。予約ボタンを押す前に、次の4点を確認してください。
手荷物が別料金になっていないか
LCCや一部の格安運賃では、機内持ち込み以外の預け荷物が有料です。往復で1万円前後の追加になることもあり、荷物代を足すと2番目に安かった便のほうが安かった、という逆転が普通に起こります。表示価格ではなく、荷物を含めた総額で比較してください。
「ご自身で乗り継ぎ」になっていないか
安い組み合わせの中には、別々に販売されている航空券をつないだだけの旅程が含まれることがあります。この場合、乗り継ぎ地で一度荷物を受け取って再チェックインする必要があり、前の便が遅れて乗り継げなくても補償されません。表示に「ご自身で乗り継ぎ」「セルフトランスファー」とある場合は、乗り継ぎ時間を十分に確保できるかを必ず確認しましょう。
予約先の代理店が信頼できるか
最安値を提示しているのが海外の予約サイトの場合、サポートが日本語に対応していないことがあります。変更やキャンセルが発生したときの手続きが負担になるため、数千円の差なら国内の代理店や航空会社の公式サイトを選ぶという判断も十分に合理的です。
乗り継ぎ時間と総所要時間が現実的か
金額だけで並べ替えると、乗り継ぎ2回・所要25時間といった旅程が上位に来ることがあります。安く見えても、現地での滞在時間が1日削られれば宿泊費が余分にかかります。航空券代ではなく旅行全体の費用で判断してください。
効果が無い「裏技」も知っておく
航空券の節約術として広まっている話の中には、根拠の乏しいものもあります。代表的なのが「シークレットモードで検索すると安くなる」という説です。これは都市伝説とされており、閲覧履歴やCookieが航空券の価格決定に使われているという確かな根拠は示されていません。航空券の値段は需要と供給、燃料費、季節、イベントなどで決まっており、あなたが何回検索したかは価格の決定要因ではありません。
同様に、「特定の曜日の特定の時刻に予約すると安い」という説も、実際のデータでは予約曜日による差は4%程度にとどまります。時間をかけるなら、検索テクニックよりも旅程そのものを安い時期・曜日に寄せるほうがはるかに効果的です。

- トラベルガイド
- shin_skywalker
まとめ:安くする順番を間違えない
スカイスキャナーを使いこなすうえで一番大切なのは、節約の効果が大きい順に手を打つことです。優先順位をつけると次のようになります。
1つ目は時期をずらすこと。最安の11月と最高値の12月では平均44%、約1万9000円の差がつきます。4つの繁忙期を外すだけで効果は最も大きくなります。2つ目は出発曜日をずらすこと。火曜発にするだけで国際線で9%、国内線では28%変わります。3つ目が予約時期で、近距離は1〜2か月前、東南アジアは2〜3か月前、長距離は3〜6か月前が目安です。そして最後に検索の工夫として、月全体表示・どこでも検索・価格アラートを組み合わせます。
この順番を逆にして、日付を固定したまま検索テクニックだけで安くしようとすると、得られる効果は限られます。まずはスカイスキャナーの「月全体」表示を開いて、自分の行きたい国の値動きを眺めるところから始めてみてください。数字の谷が見えれば、旅程の組み方そのものが変わるはずです。
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