鹿児島県に属する屋久島は、九州本土の南約60kmの海上に浮かぶ島です。 島の中央には標高1,936mの宮之浦岳がそびえ、「月に35日雨が降る」と言われるほどの豊…


九州最南端に位置する鹿児島は、活火山・桜島が噴煙を上げる迫力ある風景と、指宿温泉の砂むし風呂、薩摩の歴史と文化、そして黒豚・鶏飯・芋焼酎などの豊かなグルメが楽しめる個性的な観光地です。「鹿児島ってどんなところ?」「1泊2日でどこを回ればいいの?」という方も多いのではないでしょうか。本記事では、鹿児島1泊2日の観光モデルコースをご紹介します。桜島フェリーでの火山観光から、仙巌園・知覧特攻平和会館・指…
2026年03月03日更新
鹿児島1日目は、仙巌園(磯庭園)からスタートです。江戸時代初期に薩摩藩主・島津光久が築造した別邸で、桜島と錦江湾を借景にした雄大な庭園は「仙巌園」の名で国の名勝に指定されています。庭園内には正門・御殿・正門前の大砲など薩摩の歴史を伝える建造物が点在し、幕末・明治維新の舞台となった薩摩の歴史を肌で感じることができます。隣接する尚古集成館は島津斉彬が建設した日本最古の洋式機械工場の遺構で、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産にもなっています。桜島を正面に眺める展望スポットからの景色は鹿児島随一の絶景で、晴れた日には噴煙をあげる桜島の雄姿が眼前に広がります。
仙巌園の後は、桜島フェリーに乗って桜島へ渡りましょう。鹿児島港から約15分で桜島に到着し、船上からも迫力ある桜島の姿を楽しめます。桜島では溶岩なぎさ遊歩道を歩きながら、1914年の大正大噴火が生んだ広大な溶岩原を実感できます。湯之平展望所からは北岳・南岳の両火口を間近に眺めることができ、活火山の迫力を体感できる鹿児島ならではのスポットです。桜島は世界有数の活火山として噴火活動が続いており、噴煙を上げる様子は鹿児島の象徴的な風景です。桜島特産の桜島大根(世界最大の大根)や桜島小みかんも産地ならではのお土産として人気があります。火山の壮大なエネルギーを肌で感じる唯一無二の体験です。
鹿児島市内に戻ったら、鹿児島最大の繁華街天文館でグルメを楽しみましょう。天文館といえば外せないのが、老舗「むじゃき」の白熊かき氷です。練乳をかけた大きなかき氷にフルーツ・豆・餅が盛り付けられた白熊は鹿児島を代表するスイーツで、白くまるい外見が名前の由来です。大サイズはその迫力で多くの観光客を驚かせます。天文館周辺には鹿児島黒豚のとんかつ・黒牛の焼肉・薩摩郷土料理の居酒屋なども充実しており、夕食には地元の味を存分に楽しめます。特に薩摩黒豚のしゃぶしゃぶやつけあげ(さつま揚げ)は鹿児島のご当地グルメとして絶対に味わいたい一品です。
1日目の夜は、鹿児島を代表する芋焼酎と郷土料理でしめましょう。鹿児島は芋焼酎の本場で、「三岳・佐藤・魔王・森伊蔵」などプレミアム銘柄も含め多種多様な焼酎が揃っています。地元の居酒屋ではお湯割り・水割り・ロックと様々なスタイルで楽しめます。鹿児島の郷土料理で忘れてはならないのが鶏飯(けいはん)です。炊いたご飯の上に鶏肉・錦糸卵・しいたけなどの具材を乗せ、鶏ガラスープをかけていただく奄美大島生まれの料理で、鹿児島県内の食堂や居酒屋で広く楽しめます。つけあげ(さつま揚げ)の盛り合わせも酒の肴として最高で、産地ならではの揚げたてを味わってください。
2日目は鹿児島の歴史を深く知るため、知覧特攻平和会館へ向かいます。太平洋戦争末期に若き特攻隊員たちが出撃した知覧基地の跡地に建てられた博物館で、隊員たちの遺書・遺品・写真が展示されています。展示物から伝わる彼らの真摯な言葉と笑顔の写真は、戦争の悲惨さと平和の大切さを深く考えさせます。年間を通じて多くの修学旅行生や一般観光客が訪れる、日本でも特に重要な平和学習の場のひとつです。隣接する知覧武家屋敷群は薩摩藩の武家文化を今に伝える歴史地区で、石垣と庭園が続く美しい街並みが江戸時代の面影を残しています。知覧は鹿児島中央駅からバスで約1時間のアクセスです。
知覧から指宿へ移動して、鹿児島が誇る名物温泉体験へ。指宿温泉は砂浜から湧き出る天然温泉熱を利用した砂むし風呂で有名です。浴衣を着て砂浜に横たわると、係員が温かい砂をかけてくれる独特のスタイルで、全身が砂に埋まった状態で約10〜15分ほど温まります。砂の重みと地熱が体の芯から温め、発汗効果も高く「体中の疲れが抜ける」と多くの利用者が絶賛します。砂むし会館「砂楽」や「ヘルシーランド露天風呂」など複数の施設があり、入浴後は屋内の温泉に入り直してリフレッシュできます。指宿は日本最南端の駅「西大山駅」や開聞岳の絶景など観光スポットも充実しており、砂むし風呂と合わせて楽しめます。
指宿から鹿児島市内に戻り、城山展望台へ向かいましょう。鹿児島市内で最も有名な展望スポットで、西郷隆盛が西南戦争の最後の決戦を行った場所としても知られています。標約107mの城山の頂上からは、眼下に鹿児島市街地・錦江湾・桜島が広がる壮大なパノラマが一望でき、「鹿児島随一の絶景」として知られています。夕暮れ時には夕日に染まる桜島と錦江湾のシルエットが特に美しく、鹿児島観光の締めくくりにぴったりのスポットです。城山周辺は緑豊かな自然林が残る散策コースにもなっており、薩摩藩の歴史と絶景を同時に楽しめます。近くには西郷隆盛の像や洞窟跡もあり、幕末・明治維新の歴史を感じながら散策できます。
鹿児島旅行の締めくくりには、地元の名産品をお土産に揃えましょう。鹿児島土産の定番はさつまあげ・芋けんぴ・かるかん・芋焼酎・鹿児島黒豚の加工品などです。「かるかん」は山芋を使った鹿児島の銘菓で、ふんわりとした食感が特徴の和菓子です。鹿児島中央駅の「アミュプラザ鹿児島」や「みやげ横丁」では鹿児島の名産品が一か所で揃えられます。空港内の売店も充実しており、帰りのフライト前に気軽にお土産を購入できます。鹿児島産の本格芋焼酎は産地限定品も多く、入手困難なプレミアム銘柄を探すのも鹿児島旅行ならではの楽しみです。南九州の熱い魂と豊かな食文化を、お土産と共に持ち帰ってください。鹿児島 で人気の宿
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