滋賀といえば日本最大の湖・琵琶湖を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし滋賀の魅力は琵琶湖だけではありません。国宝・彦根城や世界遺産・比叡山延暦寺、フ…


近江八幡に行ってみたいけれど、どこを回ればいいか迷っていませんか?歴史と水郷の風景が融け合う近江八幡は、滋賀県を代表する観光地のひとつ。日本遺産にも認定された八幡堀の美しい景観や、豊臣秀次ゆかりの近江八幡の旧城下町など、見どころが凝縮されています。しかし「日帰りか1泊2日か」「どのルートが効率的か」と悩む方も多いはず。この記事では、近江八幡を1泊2日でたっぷり楽しめるモデルコースをご紹介します。水…
2026年03月03日更新
近江八幡観光で外せない筆頭スポットが八幡堀です。豊臣秀次が築いた城下町を守るために整備されたこの堀は、両岸に白壁の土蔵や柳並木が続く風情ある景観で、時代劇のロケ地としても有名。春には桜が堀沿いに咲き誇り、秋には紅葉が水面に映える絶景が広がります。遊覧船(約30分・大人1,500円)に乗れば、ゆったりとした水上からの眺めを満喫できます。堀沿いの遊歩道を歩きながら、カフェや雑貨店をのぞくのもおすすめ。近江八幡の歴史と自然が一体となった、ここでしか体験できない景観を心ゆくまで楽しんでください。
近江八幡の旧市街は、安土桃山時代から江戸時代にかけて栄えた商人の街並みが今も息づいています。重要伝統的建造物群保存地区に指定された新町通り・永原町通りには、格子戸の町家や白壁の蔵が続き、歩くだけで江戸時代にタイムスリップしたような感覚に。旧西川家住宅や旧伴家住宅(いずれも重要文化財)を見学すれば、近江商人の暮らしぶりを間近に感じられます。近江八幡が生んだ偉大な建築家・ヴォーリズ設計の洋館も点在しており、和と洋が混在する独特の街の魅力も見逃せません。
近江八幡には、明治〜大正期に活躍したアメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計した建物が多数残っています。ヴォーリズ記念館や旧八幡郵便局など、洋風建築が旧城下町の風景に溶け込んでいます。近江八幡市立資料館(郷土資料館・歴史民俗資料館)では、近江商人の歴史やヴォーリズの業績を詳しく学べます。また、ヴォーリズが創業に関わったメンソレータム(現ロート製薬)との縁も見どころのひとつ。近江八幡の多彩な歴史・文化を深掘りできる充実したスポットです。
1日目の夕食は、滋賀県が誇るブランド牛近江牛を堪能しましょう。近江牛は松阪牛・神戸牛と並ぶ日本三大和牛のひとつで、きめ細かな霜降りと豊かな旨みが特徴です。近江八幡市内や近隣の近江八幡エリアには、近江牛のすき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキを提供する専門店が多数あります。旅館での夕食に近江牛コースを組み込んでいる宿も多く、旅の疲れを至福の食事で癒してください。地酒の滋賀地ビールや日本酒との相性も抜群で、近江八幡ならではの食の豊かさを心から楽しめます。
2日目の朝は八幡山ロープウェイで山頂を目指しましょう。標高271mの八幡山は豊臣秀次が築いた八幡城の跡地で、山頂からは琵琶湖と近江平野の大パノラマが広がります。晴れた日には比叡山や伊吹山まで見渡せる絶景は圧巻。山頂には村雲御所瑞龍寺門跡という格式ある寺院もあり、静かな境内でゆっくり過ごせます。ロープウェイは片道5分と手軽で、往復料金は大人890円。朝の空気が清々しいうちに訪れると、混雑を避けながら絶景を独占できます。
近江八幡を代表する体験のひとつが水郷めぐりです。琵琶湖に面した葦原の水路を木造の手漕ぎ舟でゆったりと進む約80分のツアーは、日常を忘れさせてくれる特別な体験。澄んだ水面と葦の緑が織りなす風景は四季折々に表情を変え、特に新緑の5月と黄金色に輝く秋は息をのむ美しさです。複数の遊覧会社が運行しており、所要時間やルートも様々。近江八幡水郷めぐりは予約制のため、事前に申し込みを忘れずに。近江八幡の原風景ともいえる水郷の世界を、ぜひ体感してください。
近江八幡の焼き物文化を伝えるかわらミュージアムでは、この地特有の「近江の鬼瓦」や装飾瓦の歴史を学べます。ユニークな鬼瓦のコレクションは必見で、屋上から八幡堀を一望できるテラスも人気スポット。そのそばに鎮座する日牟禮八幡宮は、近江八幡の総社として1,000年以上の歴史を誇ります。境内は荘厳な雰囲気に包まれ、毎年3月に行われる「左義長祭」と4月の「八幡祭」は国の重要無形民俗文化財。参拝後は門前のたねや本店でバームクーヘンや和菓子のお土産をどうぞ。
帰路につく前に、近江八幡名物のグルメとお土産を満喫しましょう。丁稚羊羹(でっちようかん)は近江八幡発祥の素朴な和菓子で、地元の菓子店で購入できます。近江商人の故郷らしく、干し柿・赤こんにゃく・鮒ずしなど個性的な滋賀の郷土食品も揃います。たねや・クラブハリエのバームクーヘンは全国的に有名で、近江八幡本店でしか味わえない限定品も。旧市街の雑貨店や工芸品店をめぐりながら、近江八幡の記憶をお土産に詰め込んで帰路につきましょう。近江八幡 で人気の宿
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