アメリカのシアトルのおすすめ観光人気スポット10選!定番から穴場まで紹介

アメリカ・ワシントン州にあるシアトルは、豊かな自然と都会的な魅力が融合した魅力あふれる都市です。シンボルであるスペースニードルや、美しい港町ならではのウォーターフロントエリア、新鮮なシーフードが楽しめるパイクプレイスマーケットなど、見どころが満載。また、カフェ文化が根付いた街としても有名で、スターバックス発祥の地としてコーヒー好きにも人気があります。さらに、博物館やアートギャラリー、大自然を満喫できるスポットも充実しており、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。そこで今回は、そんなアメリカのシアトルのおすすめ観光スポットをご紹介します。

2025年02月14日更新



アメリカのシアトルにはおすすめの観光スポットがたくさん!

シアトルは、自然と都市が融合した魅力的な観光地が満載です。美しいガラス芸術が堪能できるチフーリ・ガーデン・アンド・グラスや、雄大な自然を楽しめるマウントレーニア国立公園ではハイキングやキャンプが人気です。都市部では、新鮮な食材や工芸品が並ぶパイクプレイスマーケットや、コーヒーカルチャー発祥のスターバックス1号店も訪れたいスポット。さらに、シアトル水族館やウッドランドパーク動物園など、家族連れにもおすすめの観光地が目白押しです。

シアトルの基本情報

項目 情報
公用語 英語
首都 ワシントン州の州都はオリンピア(シアトルは最大都市)
宗教 キリスト教が多いが、無宗教の割合も高い
通貨 アメリカドル(USD)
ビザ 観光目的ならESTA(電子渡航認証)が必要
日本との時差 -17時間(サマータイム時は-16時間)
気候 温暖な海洋性気候。冬は雨が多く、夏は比較的乾燥
治安 比較的安全だが、一部のエリアでは注意が必要
物価 アメリカの中でも高め。特に家賃や外食費が高い
交通手段 バス、ライトレール、タクシー、Uber/Lyftが利用可能
インターネット環境 Wi-Fiスポットが多く、通信環境は良好
電源プラグ・コンセント タイプA・B(電圧120V、変圧器が必要な場合あり)
飲水 水道水は飲用可能
トイレ 観光地やカフェに公衆トイレがあるが、チップ不要

シアトルで絶対に行きたいおすすめ観光スポット10選

新鮮な魚介と活気あふれる!シアトル最古の市場「パイク プレイス マーケット」

パイク プレイス マーケットは、シアトルの象徴的な観光名所で、1907年に設立された全米最古の公共市場です。この市場では、新鮮な魚介類や地元農産物、手作りの工芸品などが並び、シアトルの食文化を存分に楽しむことができます。特に「パイクプレイス・フィッシュ・マーケット」では魚を投げるパフォーマンスが見どころで、世界初のスターバックス1号店もあります。また、マーケット内にはブロンズ製の豚「レイチェル像」や地元アーティストによる工芸品も販売され、ピュージェット湾やオリンピック山脈の美しい景色も堪能できます。毎年1,000万人以上の観光客が訪れる、シアトル必見のスポットです。

シアトルの文化と娯楽が集結する複合施設「シアトル・センター」

シアトル・センターは、1962年の世界万国博覧会の跡地に作られた文化と観光の中心地です。この広大な施設には、シアトルの象徴であるスペースニードルをはじめ、ガラス工芸品を展示するチフーリ・ガーデン・アンド・グラスや音楽ファン必見のポップカルチャー博物館(MoPOP)などがあります。スペースニードルからは、市内を一望でき、インタラクティブな噴水「インターナショナル・ファウンテン」やモノレールも楽しめます。さらに、年間を通じてさまざまなイベントやフェスティバルも開催され、家族連れにも人気のスポットです。

シアトルのシンボル!360度の絶景パノラマビュー「スペースニードル」

スペースニードルは、シアトルを象徴するランドマークで、高さ184メートルのタワーです。1962年のシアトル万国博覧会のために建設され、現在も観光名所として人気を集めています。展望台では、シアトル市街地やエリオット湾、オリンピック山脈、カスケード山脈など、360度のパノラマビューが堪能できます。特に「The Loupe」展望台は回転式ガラス床を備え、地上158メートルの高さから絶景を楽しむことができます。40秒で展望台に到達する高速エレベーターも便利で、晴れた日にはマウントレーニアまで見渡せる絶景が広がります。夜にはライトアップや花火が楽しめ、夜景も見逃せません。

幻想的なガラスアートの世界へ誘う「チフーリ・ガーデン・アンド・グラス」

チフーリ・ガーデン・アンド・グラスは、シアトル・センター内にある美術館で、世界的に有名なガラス作家デール・チフーリの作品を展示しています。2012年にオープンしたこの施設は、1.5エーカーの敷地に広がり、チフーリの芸術的ビジョンを体現しています。展示室は8つのギャラリーと3つのドローイングウォールで構成され、テーマ別に「ガラスの森」や「ノースウェスト・ルーム」、「シーライフ・ルーム」などが展示されています。特に高さ12メートルのガラスハウスや緑豊かな庭園は圧巻です。夜間のライトアップでは、ガラス作品が異なる魅力を放ち、幻想的な雰囲気が広がります。また、スペースニードルとのセット券で割引入場も可能です。チフーリの「自然の中から生まれたような作品を作りたい」というコンセプトが、訪れる人々を魅了し続けています。

音楽とSFの歴史が交差する体験型ミュージアム「ポップカルチャー博物館」

ポップカルチャー博物館(MoPOP)は、シアトル・センター内に位置し、音楽、映画、SF、ゲームなどの現代の大衆文化を展示する非営利の博物館です。2000年にマイクロソフトの共同創業者ポール・アレンによって設立され、ニルヴァーナなど有名ミュージシャンの楽器や衣装、SF映画の小道具(スターウォーズ、ハリーポッターなど)を展示しています。また、インタラクティブな音楽体験ができるサウンドラボや、ビデオゲームの歴史と開発を紹介するインディーゲーム革命展もあり、訪れる人々がポップカルチャーを五感で体験できる場所です。特徴的な外観は建築家フランク・ゲーリーによるデザインで、博物館自体も魅力的なアートピースとなっています。

未来都市を思わせる球体型温室!話題の新名所「スフィア(Amazon本社)」

アマゾン・スフィア(Amazon Spheres)は、シアトルのサウスレイクユニオン地区にあるアマゾン本社キャンパス内の斬新な建物で、2018年にオープンしました。このガラス張りの3つの球体は、約4万本の熱帯植物を収容する都市型の植物園兼ワークスペースです。スフィアの特徴的な点は、30カ国以上から集められた熱帯植物の他、約20メートルの植物壁や滝、珍しい魚が泳ぐ水槽もあり、自然と触れ合いながらリラックスできます。また、アマゾンのデータセンターの排熱を利用した環境制御システムを採用し、エコロジカルにも配慮されています。毎月第1・第3土曜日に一般公開されており、事前予約制で誰でも訪れることができます。シアトルの新たな観光名所としても注目を集めているスフィアは、無料で楽しめる「アンダーストーリー」展示施設もあり、訪れる価値があります。

雄大な自然と氷河に出会える絶景スポット「マウントレーニア国立公園」

マウントレーニア国立公園は、ワシントン州にある壮大な自然保護区で、標高4,392メートルのレーニア山がシンボルです。1899年に設立されたこの公園は、25の氷河と多様な生態系を誇り、ハイキングや自然観察を楽しむ人々に人気があります。特に、パラダイス地区では高山植物の花畑と絶景のハイキングコースが魅力で、サンライズ地区は公園内で最も標高が高い地点まで車でアクセスできます。また、リフレクションレイクではレーニア山が湖面に映る美しい景色が堪能でき、野生動物観察も楽しめます。四季折々の自然美、夏の高山植物、秋の紅葉、冬のスノーシューハイキングなど、年間を通じて様々なアクティビティを提供するこの公園は、シアトル近郊の必見スポットです。

斬新な建築デザインが魅力!知の殿堂「シアトル公立中央図書館」

シアトル公立中央図書館は、革新的なデザインと機能性で注目される建築の傑作です。2004年に開館したこの11階建ての図書館は、オランダの建築家レム・コールハースによって設計され、ガラスと鋼鉄の斬新な構造が特徴です。362,987平方フィートの広さには、150万冊以上の蔵書が収められ、「Books Spiral」と呼ばれるスパイラル状の蔵書システムが6階から9階まで続いています。また、400台以上のコンピューターや無料Wi-Fiが提供され、誰でも利用可能です。館内は自然光を最大限に取り入れた明るい空間で、広々としたロビー階「Living Room」や赤い「Red Hall」など、特徴的なフロア構成も魅力です。この図書館は、知識を循環させる市民の空間として、シアトルの新たなランドマークとなっています。

航空史と最新技術の融合!体験型展示が充実「シアトル航空博物館」

シアトル航空博物館(The Museum of Flight)は、世界最大規模の民間航空博物館の一つで、ボーイング社の創業地に位置しています。この博物館では、150機以上の歴史的な航空機や宇宙船が展示され、航空産業と宇宙開発の歴史を生き生きと伝えています。特に「グレート・ギャラリー」では約40機の歴史的航空機を展示し、「スペース・ギャラリー」では実寸大のスペースシャトルシミュレーターなどを体験できます。また、屋外には初代エアフォースワンやコンコルドなどの大型機が展示されており、ボーイング社の歴史を紹介する「レッドバーン」も見どころです。フライトシミュレーターや管制塔体験などの体験型展示もあり、幅広い年代の訪問者が航空宇宙の魅力を感じられるスポットです。

レトロな街並みで歴史を感じる!金融街発祥の地「パイオニアスクエア」

パイオニアスクエアは、シアトルの発祥地として知られる歴史的な地区で、19世紀後半に建てられたルネッサンス・リバイバル様式の建物が並んでいます。代表的なランドマークには、1914年に建設された高さ148メートルのスミスタワーがあり、展望台からはシアトルの街並みやマウントレーニアの絶景を楽しむことができます。その他、1889年のシアトル大火後に再建された地下街を探索できるアンダーグラウンド・ツアーや、パイオニア・プレースにある酋長シアトルの銅像とトーテムポール、毎月第1木曜日に開催されるアートウォーク、ユニークなカフェやショップが集まるグランド・セントラル・アーケードなどが見どころです。シアトルの豊かな歴史と文化を体験できる魅力的な観光スポットとして、多くの訪問者に愛されています。

シアトル観光に必要な日数は?

シアトル観光を十分に楽しむには、2泊3日から3泊4日程度が理想的です。最低でも2泊3日で、パイク・プレイス・マーケット、スペースニードル、チフーリ・ガーデン・アンド・グラスなどの人気スポットを訪れることができます。時間が限られている場合、スターバックスリザーブや航空博物館、アーゴシークルーズなどを1日で回ることも可能です。2泊3日なら主要観光地を余裕を持って巡れ、3泊4日以上の滞在で、近郊のオリンピック国立公園やマウントレーニア国立公園なども楽しめます。シアトル市内は公共交通機関が発達しているため、車なしでも効率的に観光できます。また、シアトルC3パスを利用すると、主要観光地の入場料が割引になり、さらにお得に観光を楽しめます。

シアトル観光のベストシーズンは?

シアトル観光のベストシーズンは、一般的に夏(6月から8月)です。この時期は気温が温暖で、平均気温が20〜25℃程度と過ごしやすく、降水量も少なくなるため、観光に最適です。特に、シアトルの多くのアウトドアアクティビティやフェスティバル、イベントが開催されるため、観光地が活気づきます。

ただし、シアトルは年間を通じて湿度が高く、冬(11月から2月)は雨が多くなりますが、雨の少ない時期を狙うなら春(4月から5月)や秋(9月から10月)もおすすめです。これらの季節は観光客が少なく、比較的落ち着いた雰囲気で観光を楽しむことができます。

シアトル観光におすすめのモデルコース

時間 スポット名 楽しむこと
08:00 – 09:00 パイクプレイスマーケット 新鮮なシーフードや朝食を楽しみつつ、市場の活気を体験
09:30 – 10:30 スターバックス1号店 世界最初のスターバックスでコーヒーを味わう
11:00 – 12:00 オリンピック彫刻公園 海沿いのアートを楽しみながら散策
12:30 – 13:30 スミス・タワー 展望台からシアトルの絶景を眺めながらランチ
14:00 – 15:30 シアトル美術館 多彩なアート作品を鑑賞
16:00 – 17:30 ケリー・パーク シアトルの象徴的なスカイラインを一望
18:00 – 19:30 スペースニードル 展望台からシアトルの夜景を満喫
20:00 – 21:30 エリオット湾ウォーターフロント シーフードディナーを楽しみながら夜の雰囲気を堪能

シアトルの治安は?

シアトルはアメリカの大都市の中では比較的治安が良いとされていますが、近年は犯罪率が上昇傾向にあります。2023年の重要犯罪発生総数は5万198件で、特に窃盗犯罪が多発しています。ダウンタウン、クイーンアン、キャピトルヒル、ノースゲートなどのエリアでは犯罪件数が高く、車上荒らしや置き引きが多く見られます。また、深夜の路上強盗や薬物関連の事件も増加しており、特に3番街から4番街の間のパイン通り周辺は注意が必要です。観光客は貴重品の管理に注意し、夜間の単独行動を避けるなど基本的な防犯対策を心がけることが重要です。最新の治安情報はシアトル総領事館のウェブサイトで確認することをおすすめします。

アメリカのシアトルの人気観光スポットを満喫しよう

シアトルは、自然と都市が見事に調和した魅力的な観光地です。スペースニードルやパイク・プレース・マーケットといった象徴的なランドマークから、ディスカバリーパークのような緑豊かな自然まで、多彩な観光スポットが揃っています。
特に2025年には、パイク・プレース・マーケットの新しい展望デッキ「オーバールック・ウォーク」がオープンし、エリオット湾の絶景を楽しめるようになります1。また、チフーリ・ガーデンやシアトル水族館など、家族で楽しめるスポットも充実しています2。
雨の多い街として知られていますが、その雨がもたらす緑豊かな景観こそがシアトルの魅力の一つです1。現代的な都市の表情と歴史ある建造物、そして雄大な自然が織りなすコントラストは、訪れる人々に忘れられない思い出を残してくれることでしょう。

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