東京から新幹線で約40分という抜群のアクセスを誇る熱海は、日本有数の温泉リゾート地として多くの観光客を魅了し続けています。海一望の絶景スポットや歴史ある寺社、個…
静岡おすすめ観光スポット10選!定番人気スポットや穴場の見どころを紹介
富士山や駿河湾、伊豆半島など、豊かな自然に恵まれた静岡県は、魅力的な観光スポットの宝庫です。世界遺産に登録された白糸の滝や三保松原といった絶景スポットをはじめ3、日本一長い歩行者専用吊橋の三島スカイウォークや伊豆ぐらんぱる公園など、家族で楽しめるレジャー施設も充実しています。また、徳川家康ゆかりの史跡や浅間神社など歴史的建造物も多く、文化的な観光も楽しめます。さらに、静岡おでんや浜松餃子といった名物グルメも見逃せません6。関東からのアクセスも良好で、日帰り旅行から長期滞在まで幅広く対応できる観光地として人気を集めています。そこで今回はそんな静岡のおすすめ観光スポットをご紹介します。
2024年11月21日更新
静岡には魅力的な観光スポットがたくさん!
静岡県は、世界文化遺産の富士山をはじめ、美しい海岸線や南アルプス、伊豆半島ジオパークなどの自然の絶景が楽しめる日本屈指の観光地です。また、徳川家康を祀る久能山東照宮や世界遺産の韮山反射炉、浜松城といった歴史的名所も多く点在し、地域の豊かな文化に触れることができます。さらに、静岡おでんや浜松餃子、わさび、お茶などの地元グルメは訪れる人々を魅了し、富士サファリパークや伊豆シャボテン動物公園、浜名湖パルパルといったレジャースポットでは家族連れも楽しめます。温泉好きには熱海温泉や伊豆の温泉地が人気で、海を眺めながらゆったり過ごせる贅沢なひとときが味わえます。四季折々の景色が美しい静岡県は、自然、歴史、グルメ、レジャー、温泉が揃う多彩な魅力で、家族旅行、カップルのデート、個人旅行者のリフレッシュ旅行など、幅広い旅行者におすすめの旅先です。静岡のおすすめ人気観光スポット10選
湖上に浮かぶ秘境駅「奥大井湖上駅」
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奥大井湖上駅は、静岡県川根本町の長島ダムにあるダム湖「接岨湖」に突き出た半島の先端に位置し、まるで湖上に浮かんでいるかのように見える絶景スポットです。この駅は1990年に新設され、「中部の駅百選」にも選ばれています。特にエメラルドグリーンの湖と赤い橋、そして大井川鐵道井川線の赤い列車が織りなすコントラストが美しく、訪れる人々を魅了します。駅の両側に架かる赤い「レインボーブリッジ」は、景観のアクセントとなり、多くの観光客や鉄道ファンが写真を撮る人気の撮影スポットです。また、この駅はJR金谷駅から約2時間以上かかるアクセスの難しさゆえに「秘境駅」としても知られています。駅周辺には遊歩道やハイキングコースが整備されており、湖上を歩く体験や、列車の通過を間近で楽しむことができます。四季折々の美しい景色が楽しめるため、春の新緑や秋の紅葉シーズンには特に多くの人々が訪れます。奥大井湖上駅は静岡県の中でも特別な観光スポットで、自然の美しさと鉄道の魅力を兼ね備えた唯一無二の場所です。
富士の恵みが織りなす絹糸の芸術「白糸の滝」
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白糸の滝は、富士山の世界文化遺産の構成資産の一つとして知られる静岡県富士宮市に位置する天然記念物で、その美しい景観で多くの観光客を魅了しています。この滝は高さ20m、幅150mの湾曲した絶壁から、大小数百の滝が一斉に流れ落ちる壮大な光景が特徴です。富士山の雪解け水が新富士火山層と古富士火山層の境界から湧き出ており、その水量は年間を通じて安定して毎秒約1.5トン、さらに水温も常に12℃を保っています。滝の名は、その水の流れが白い絹糸を垂らしているように見えることに由来します。また、白糸の滝は、富士講の開祖である長谷川角行が修行を行った地としても知られ、古くから信仰の対象とされてきました。その神秘的な雰囲気と絶景は、日本の滝百選にも選ばれるほどの美しさを誇ります。四季を通じて訪れることができ、春の新緑や秋の紅葉、冬の厳かな空気の中での滝の姿は格別で、訪れる人々に感動を与える静岡県を代表する観光スポットです。
早春を彩る桜の饗宴「河津桜まつり」
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河津桜まつりは、静岡県河津町で毎年2月に開催される早春の風物詩で、濃いピンク色の河津桜が咲き誇る姿が多くの観光客を魅了します。2024年の第34回河津桜まつりは、2月1日から29日まで行われ、河津川沿い約4kmにわたって植えられた8,000本以上の桜が見どころです。一般的な桜より約1ヶ月早く咲く河津桜は、早春の訪れを告げる使者として親しまれており、その鮮やかな色合いと香りが春を先取りしたい人々を引き寄せます。まつりでは、夜間のライトアップ(18:00〜21:00)により幻想的な夜桜を楽しむことができ、特に「かわずいでゆ橋」付近の河津桜トンネルは絶好の撮影スポットとして人気を集めています。また、菜の花と河津桜が織りなす美しい景観も訪れる人々を魅了し、地元の食べ物や特産品を販売する屋台では、静岡の味覚を楽しむことができます。河津駅から徒歩圏内というアクセスの良さもあり、観光客が気軽に訪れることができる点も魅力の一つです。早春の彩りを満喫できるこのまつりは、静岡の春を象徴するイベントとして多くの人々に愛されています。
荒波が刻んだ絶景の断崖絶壁「城ヶ崎海岸」
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城ヶ崎海岸は、静岡県伊豆半島に位置する、約4000年前の大室山噴火によって形成された溶岩が波の浸食を受けて生まれた壮大な断崖絶壁が広がる観光名所です。全長約9kmにもわたる荒々しくも美しい海岸線は、多くの観光客を魅了し、自然の力強さを体感できるスポットとして人気を集めています。海岸のハイライトである門脇つり橋は、長さ48m、高さ約23mのスリル満点の吊り橋で、岩間に砕ける白波を真上から眺められる絶景スポットです。橋の近くにある門脇埼灯台の展望台からは、伊豆七島や天城連山まで見渡せる雄大な景色が広がり、晴れた日にはその眺望に感動すること間違いなしです。
また、海岸線に沿って整備された約3kmのピクニカルコースは、散策を楽しむのに最適なルート。四季折々の花々や雄大な自然を眺めながら歩けば、心が癒されるひとときを過ごせます。さらに、城ヶ崎海岸はサスペンスドラマのロケ地としても知られ、そのドラマチックな景観が観光客の興味を惹きつけています。
ゴツゴツとした岩場や崖の端まで近づくことができるため、迫力ある写真撮影が楽しめますが、安全には十分注意が必要です。壮大な自然美とスリルが一体となった城ヶ崎海岸は、伊豆を訪れる際にはぜひ足を運びたいスポットです。
富士と駿河湾を一望する空中散歩「三島スカイウォーク」
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三島スカイウォークは、静岡県三島市に位置する日本最長の歩行者専用吊橋で、全長400mの橋から富士山、駿河湾、伊豆の山々を一望できる360度のパノラマビューが楽しめます。地上70mの高さに架かるこの吊橋では、まるで空中散歩をしているかのような爽快感を味わうことができます。この施設は吊橋の絶景だけでなく、多彩なアクティビティでも訪れる人々を楽しませています。夕暮れ時には特別営業のサンセットスカイウォークが開催され、富士山や駿河湾に沈む夕日が作り出す幻想的な景色を堪能できます。また、ジップライン、セグウェイツアー、バギー体験といったアドベンチャーアクティビティも充実しており、家族連れやアクティブな旅行者にぴったりです。
さらに、スカイウォークの入口にあるスカイガーデンでは、お土産ショップや飲食店が並び、天井には約200鉢の花々がシャンデリアのように飾られた華やかな空間が広がります。ここでは地元の特産品を使ったスイーツや軽食を楽しむこともできます。
絶景とアクティビティが融合した三島スカイウォークは、静岡県を代表する人気観光スポットとして、多くの訪問者を魅了しています。富士山を背景にした非日常の体験を楽しみに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
夜景に輝く南国リゾート「熱海サンビーチ」
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熱海サンビーチは、静岡県熱海市に位置する南国リゾートの雰囲気漂う人工ビーチで、昼夜問わず多彩な魅力を楽しめるスポットです。約400メートルにわたる白い砂浜、ヤシの木が立ち並ぶ遊歩道、ホテル群が織りなす景観は、まるで外国の高級リゾートを思わせる洗練された雰囲気を醸し出しています。昼間は海水浴や砂浜散歩、マリンスポーツを楽しむ家族連れや観光客で賑わい、夏のビーチリゾートとして人気を集めています。一方、夜になると、世界的な照明デザイナー石井幹子氏が手がけた日本初のビーチライトアップが砂浜を彩り、柔らかな光に包まれた幻想的な風景が広がります。このロマンチックな光景は、特にカップルや夜の散策を楽しむ観光客に愛されています。
さらに、熱海サンビーチでは、年間を通じて海上花火大会が開催されており、特に夏の7月下旬から8月にかけての花火大会は熱海の夏の風物詩として全国的に有名です。また、早朝には水平線から昇る美しい朝日を眺められるため、日の出の絶景を求めて訪れる人も少なくありません。
昼はアクティブに楽しみ、夜は幻想的な雰囲気を満喫できる熱海サンビーチは、季節や時間帯を問わず訪れる価値のある観光スポットです。
富士を望む絶景シュノーケリング「御浜岬」
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御浜岬は、静岡県沼津市戸田に位置する砂嘴地形の美しい岬で、透明度の高い海と富士山を望む絶景が楽しめる人気の観光スポットです。この岬の魅力は、自然の美しさだけでなく、アクティビティや文化的要素が融合している点にあります。御浜海水浴場では、透明度抜群の浅瀬でのシュノーケリングが楽しめ、色鮮やかな魚たちを間近で観察できます。初心者や子連れでも安心して体験できるため、家族連れにとっても最適な場所です。松林を背に、富士山を眺めながらの海水浴は、ここでしか味わえない贅沢な体験です。また、エメラルドブルーの海と富士山の雄大な景色のコントラストは、訪れる人々に感動を与えます。
さらに、御浜岬は夕陽の名所としても知られており、駿河湾越しに沈む夕日と富士山のシルエットが織りなすドラマチックな景観は、多くの観光客を魅了します。写真愛好家やロマンチックな時間を過ごしたいカップルにもおすすめです。
岬の先端には、航海と漁業の守護神を祀る諸口神社があり、自然だけでなく文化的な側面でも楽しめます。御浜岬は、アクティビティ、絶景、歴史の全てを堪能できる、静岡県が誇る特別なスポットです。
自然が創り出した神秘のハート「龍宮窟」
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龍宮窟は、静岡県下田市田牛地区にある自然が作り上げた神秘的な海食洞で、独特な形状と美しい景観から訪れる人々を魅了する人気観光スポットです。この洞窟は、約100万年前の海底火山の噴出物が隆起してできた崖が波によって浸食され、さらに天井が崩落したことで生まれたもので、直径約50mの天窓は伊豆半島最大級の規模を誇ります。洞窟の上部には遊歩道が整備されており、そこから内部を覗き込むと、地形がハート型に見えることから「愛のパワースポット」として注目されています。また、洞窟内部では、コバルトブルーの海と差し込む光が織りなす幻想的な景観を楽しむことができ、特に晴れた日にはその美しさが際立ちます。この神秘的な魅力が評価され、2020年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで1つ星を獲得しました。
龍宮窟は、伊豆ジオパークの構成要素の一つとしても位置づけられており、自然の力による壮大な地形変化を体感できるスポットです。恋人同士で訪れるのはもちろん、自然の不思議に触れたい人や写真愛好家にとっても、特別な体験を提供する場所です。
富士と松林が織りなす和の絶景「三保の松原」
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三保の松原は、静岡市清水区の三保半島に位置する国指定名勝で、富士山の世界文化遺産構成資産の一つとして知られる、日本を代表する景勝地です。約7kmにわたる海岸線に沿って5万4千本ものクロマツが生い茂り、駿河湾の青い海、白い砂浜、そして雄大な富士山が織りなす景観は、日本の原風景として多くの人々に愛されてきました。その美しさから、日本三大松原や日本新三景の一つにも選定されています。三保の松原には、天女が羽衣を掛けたと伝えられる「羽衣の松」があり、天女伝説の舞台としても有名です。この神秘的な物語は、訪れる人々の想像をかき立て、文化的な魅力を増しています。また、松並木が続く参道「神の道」は樹齢200~400年のクロマツで構成され、荘厳な雰囲気の中を歩けば、古代からの神聖な空気に包まれるような感覚を味わうことができます。
絶景ポイントとしては「八木地先」や「鎌ヶ崎」が挙げられ、どちらも富士山を望むベストスポットとして知られています。さらに、三保の松原の歴史や文化については、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」で学ぶことができ、より深くその魅力を理解することができます。
三保の松原は、富士山と共に描かれ、富士山への「架け橋」として認識されてきた聖地です。その美しい景観は、多くの文学作品や絵画の題材にもなり、訪れる人々に日本の自然と文化の奥深さを感じさせる特別な場所です。
エメラルドの渓谷に架かる感動の橋「夢の吊り橋」
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静岡県川根本町の寸又峡にある夢の吊り橋は、エメラルドグリーンに輝く大間ダム湖に架かる全長90m、高さ8mの吊り橋で、その美しさとロマンチックな伝説から全国的に注目される観光スポットです。湖面は光の物理現象「チンダル現象」によって透明度の高い水が独特の色彩を帯び、周囲の豊かな自然と調和して幻想的な景観を作り出しています。この吊り橋は、「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10選」にも選ばれており、その中央で恋愛成就の願い事をすると叶うという言い伝えから、恋人たちや観光客に人気のパワースポットとなっています。また、橋は寸又峡温泉から約30分の散策路「寸又峡プロムナード」の途中に位置し、四季折々の自然の中で散策を楽しみながらアクセスできます。特に紅葉シーズンには、赤やオレンジに染まる山々とエメラルドグリーンの湖面が織りなす絶景が訪れる人々を圧倒します。
夢の吊り橋を渡り終えた後は、寸又峡温泉でゆっくりと疲れを癒すのがおすすめです。自然の中で心身ともにリフレッシュできるこの場所は、静岡県を代表する観光スポットとして、多くの人々に感動を与え続けています。
静岡観光のベストシーズンは?
静岡観光のベストシーズンは、春から秋にかけての時期で、それぞれの季節に応じた多彩な楽しみ方が魅力です。特に春(3月〜5月)は、早咲きで知られる河津桜や富士山の雪景色を堪能できるほか、新茶の季節として静岡ならではの茶畑風景や新茶体験が楽しめます。温暖な気候と春らしい景観が、観光にぴったりの季節です。夏(6月〜8月)は、海水浴や花火大会、富士山登山など、アクティブなアウトドアを満喫できる季節。静岡県の豊かな自然を背景に、夏らしい思い出を作ることができます。また、夜の花火大会は幻想的な雰囲気で、地元の夏の風物詩として観光客にも人気です。
秋(9月〜11月)は、紅葉狩りや温泉巡りが魅力で、秋の味覚も楽しめるグルメの季節です。紅葉で彩られた自然の景色と温泉の組み合わせは、リラックスと癒しを求める旅行者に最適。さらに、地元の旬の食材を使った料理が堪能できるのも秋ならではです。
静岡の温暖な気候は年間を通じて観光を楽しむのに適していますが、冬は一部の観光地で閉鎖や営業時間短縮がある場合があるため、訪問の際は事前の確認が必要です。季節ごとの魅力を味わいながら、静岡で特別なひとときをお過ごしください。
静岡観光のモデルコース
時間 | スポット名 | 楽しむこと |
---|---|---|
8:00 – 9:00 | 静岡駅周辺 | カフェで地元の抹茶を使った朝食を楽しむ |
9:30 – 11:00 | 久能山東照宮 | 美しい朱色の建物と駿河湾の絶景を堪能 |
11:30 – 12:30 | 用宗漁港 | 新鮮な海鮮丼ランチを味わう |
13:00 – 14:30 | 日本平夢テラス | 富士山と駿河湾を一望できる展望施設で写真撮影 |
15:00 – 16:00 | 三保の松原 | 世界遺産の絶景スポットで松林と富士山を観賞 |
16:30 – 17:30 | 静岡市清水区 | 清水港周辺を散策しお土産購入 |
18:00 – 19:30 | 静岡駅周辺 | 地元グルメ(静岡おでんや桜えび天ぷら)を夕食で楽しむ |
静岡観光は雨の日どうする?
静岡県には、雨の日でも楽しめる観光スポットが充実しており、天候に左右されずに旅行を満喫できます。例えば、沼津港深海水族館や静岡科学館る・く・るでは、教育的で楽しい体験ができ、大人から子どもまで一日中楽しむことができます。また、御殿場プレミアム・アウトレットでは、約210店舗のショップが並び、広々とした屋根付きのエリアで快適にショッピングを楽しめます。リラックスしたい方には、熱海温泉や伊豆の温泉地が最適です。雨音を聞きながら湯浴みを楽しむひとときは、雨の日ならではの特別な癒しを提供してくれます。さらに、芸術や文化に触れたい方には、MOA美術館や浜松市楽器博物館といった施設がおすすめです。静岡の文化や歴史、アートをじっくり楽しめる絶好の機会です。
また、グルメ好きには、屋内で新鮮な海の幸を堪能できる焼津さかなセンターがおすすめ。静岡ならではの名物料理をゆっくり味わうことができます。
雨の日だからこそ、普段とは違う静岡の魅力を発見するチャンスでもあります。事前に屋内で楽しめるスポットをチェックしておけば、天候に左右されることなく、静岡での旅行を思いっきり楽しめるでしょう。